愛されマナー 接客マナー・ビジネスマナー・新入社員研修|アカデミー・なないろスタイル 樋口智香子(千葉 銀座)

アカデミー・なないろスタイル

テーブルマナー講座 ~イタリアンを楽しむ~

千葉市、朝日カルチャーセンター千葉様主催のもと、テーブルマナー講座を開講しました。

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会場は、リストランテ・マンジャーレ千葉。千葉駅前にお城のようにたたずむ、一軒家レストラン。

「イタリアン・ヴィラ」のコンセプトのごとく、イタリア上流階級の邸宅のような雰囲気は、ラグジュアリーながらも、どこかほっとします。

 

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テーブルマナー講座のテーマは「イタリアンを楽しむ」。

テーブルマナーといえば、フレンチのイメージですが、実は、テーブルマナーはイタリアが起源です。16世紀にイタリアの名門、メディチ家のカトリ-ヌ姫が、フランスのアンリ 二世に嫁ぐ際、優れた料理人を同伴し、食器なども持参し、それらによってフランス料理が形成されていったのです。

講座でも、マナーだけにとどまらず、そうした歴史やトリビアをふんだんにお伝えしました。

みなさんがとくに感動していたのは、プレゼンテーションプレートのお話。

お食事に行くと、既に美しいテーブルセッティングが施され、席の中央にとても美しいお皿が置かれているのを見たことはないでしょうか。

 

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こちら、実は、料理を盛るためのものではありません。

では、なんのためのお皿なのかといえば、2つの意味があります。

 

ひとつは、「位置皿」の意。

「あなたは、ここに座ってくださいね。」という、位置を示すために置かれているのです。

そしてもうひとつは、「歓迎」の意。

美しいお皿をセッティングし、ゲストに目で楽しんでいただく”おもてなし”として置かれているのです。

お食事がスタートすると下げられてしまいますので、ぜひ最初に、お皿の美しさを鑑賞し味わってくださいね。

 

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コースメニューに添って、カトラリーやナプキン、グラスの扱いなど、お食事のいただき方についてレクチャーしました。

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お料理の写真が一枚もありませんが、これもテーブルマナーに添ってのこと。

お料理を目で楽しみ、舌で味わい、会話を楽しむことが何よりの目的ですので、写真は撮りませんでした。(※)

(※SNSが主流の今、料理の写真を撮ることは必ずしもNGではありませんが、撮る場合はお店の人に「写真を撮ってもよいですか」とお尋ねしてから撮りましょう。)

受講者さまからも、「食事中にスマホを意識しなくてすむと、ほっとする」という声があがっていました。

他、みなさまからは「本格的に学んだのは初めてだったけれど、背景を知りながら食事をすると楽しい」「勘違いして覚えていることが結構あった」「いろいろなお店に出かけたくなった」「所作をきれいにすることで、自分に自信を持てた」など、たくさんのうれしいご感想をいただきました。

ぜひ、素敵なお店にどんどんお出かけになり、これまで以上にお食事を楽しんでいただきたいなと思います。みなさま、ありがとうございました!

*テーブルマナー講座のご案内

 

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