愛されマナー 接客マナー・ビジネスマナー・新入社員研修|アカデミー・なないろスタイル 樋口智香子(千葉 銀座)

アカデミー・なないろスタイル アカデミー・なないろスタイル

新たな挑戦!女性社員の制服をプロデュース

新たなる挑戦をしています。

工場見学のアテンダントスタッフ様の制服デザインを、プロデュースすることになりました。

0073_300A2248

こちらの工場、400年の歴史ある銘品を作っているのですが、実はこの春に大掛かりなリモデルを控えており、ガイド内容も大きく変わります。

わたしが担当していたのは、このアテンダントスタッフ様の研修。

ヘアメイクから、新台本へのアドバイス、接遇マナー、ツアーを楽しんでいただくためのパフォーマンス力まで、総括的な研修を承り、この数か月、渾身の思いを注いできました。

アテンダントスタッフの使命のひとつは、扱う銘品の良さを体現すること。

そんな彼女たちの制服までも手がけさせていただけるなんて、光栄の極みです。

制服にこめた思いは、まず「和」の雰囲気を大切にしたいということ。江戸時代から日本で作られている商品なので、日本人が「なつかしい」「あたたかい」と感じるものがよいと思ったのです。

そこでイメージカラーは、まだ、構想中ではありますが、日本古来の「和の色」を中心にセレクト。

デザインについては、商品の世界観を体現できるよう、「健康で快活な女性」や「ツアーガイドとしての先進性」をイメージし、日本が熱狂した70年代の、あるイベントからインスパイア。

IMG_5609 (編集済み)

団塊世代には、懐かしく、若い世代には、斬新だと、感じていただるんじゃないかな。

新ツアー開始まで、あと少し。

全力で、サポートいたします。

・・・

*女性社員研修のご案内

*おもてなし接遇マナー研修のご案内

お客様を楽しませる仕事につく人に、必要なこと

「上手にやろう、としなくていいです。まずは、楽しんでください。」

今回の研修で、言い続けたフレーズ。

某ガイドさまへの研修でした。

ガイドは人前に立つのがお仕事ですので、研修でも、お客様に見ていただく練習になるようにと、ロールプレイングを多く交えます。

「では、おひとりづつ順番に、前にでてやってみましょう!」

こうして指名をすると、どうしても「緊張」が前にきてしまう。緊張するのは、「うまくできるかなぁ。」「みんなにどう思われるかなぁ。」といったように、自分に意識が向いてしまうからです。

だからこそ、「上手にやろう、としなくていいです。まずは、楽しんでください。」。
このフレーズを繰り返し伝えました。

自らが「楽しい」に浸りきること

彼女たちには”お客様に楽しませる”という、お役目があります。

そのためには、まずは自分が心底、ツアーガイドの仕事を楽しむこと。

NLP心理学のスキルのひとつに「ステートのコントロール」というものがあります。ステートとは、直訳すれば”状態”のこと。

喜び・歓喜・自信・好奇心・躊躇・緊張・不安・恐怖などの感情になったとき、自分がどんな心理状態・身体的状態になるかを思い起こし、自分をその状態に持っていくというものです。

このステートのコントロールを利用し「楽しい・わくわく」の感情に、しっかり浸りきってもらいました。

”お客様を楽しませるには、まず、自らがとことん楽しむこと”

この真髄を徹底してお伝えしたら、みんな、見違えるように成長し、本人も仲間も思わず感極まって涙するほどに。

彼女たちの努力の結晶に、わたしも涙してしまいました。

大切なのはやはり、テクニックではなくて、ハート。

研修の夜、ホテルでそんな1日を、静かに振り返りました。

17200881_1479518418784823_7235400454677375146_n

*接客接遇マナー研修のご案内

*5日間の無料メール講座「お客様があなたのファンになる、愛され接客術」

登録した覚えのないメールマガジンへの対処法

こんにちは。樋口智香子です。

今日はWEBマナーのお話です。

異業種交流会などで名刺交換をしたあと、登録した覚えのないメールマガジンが次々に送られ、困惑した経験はないでしょうか。

相手の同意がないのにメ ルマガを送るという行為は、厳密に言えば特定電子メール法違反にふれる可能性があり、してはいけない行為です。

煩わしいメルマガへの対処法をお伝えします。

o0400030013142732966

まずは解除、ただし業者からのメルマガは迷惑メールフォルダーへ

解除のURLが記載されていれば、不要なものは解除してしまいましょう。

知り合いからのメルマガの場合「相手を不快にさせるのでは?」と心配になりがちですが、名刺交換後すぐにメルマガが送られてくるということは、相手は不特定多数に配信しています。解除があったからといって、いちいち気にとめてはいないでしょう。

ただし、個人ではなく知らない業者からのメルマガ解除はご注意を。解除手続きをすると「このメールアドレスは有効である」と相手に知らせることにもなります。悪徳業者に利用される場合もあるので、解除はせずに迷惑メールフォルダーに入れるほか、受信拒否リストなどに入れてしまいましょう。

解除URLが無い場合、角のたたない伝え方で解除願いを

問題なのは、解除URLの記載が無く「メールマガジンが不要な方はご連絡ください」などと、文章で書いてあるケース。

名刺交換をした知り合いの場合、わざわざ解除願いの連絡するのも気がひけるし、面倒だし、このままでいいかと泣き寝入りをしてしまっている方も多いのではないでしょうか。

とはいえ、このようなケースでも、思いきって相手に連絡して、解除をしてもらいましょう。

自分は、いらないメルマガが来て、不快。相手は、せっかく書いたメールの文章を読んでもらえないどころか、相手を不快にさせている。

これではどちらも、まったくハッピーではないですものね。

お互いが心地よい状態でいられるよう、解除のお願いをしましょう。

例えば、このような文面ではいかがでしょうか。

○○様

お世話になっております。
アカデミー・なないろスタイル、樋口智香子です。

お送りいただいているメールマガジンにつきまして、ご連絡いたしました。

誠に申し上げにくいのですが、こちらの配信をお止めいただくことは可能でしょうか。

お送りいただいているメールアドレスは、業務上使用しているものであり、業務に関わる通知を優先的に受けとっております。

ご理解いただければ幸いです。

また、何かの機会にお目にかかりますのを楽しみにしております。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

または、別アドレスに送ってもらうよう、お願いする方法もあります。こちらのほうが、より、角のたたない伝え方です。

お送りいただいているアドレスは、業務上使用しているものですので、メール マガジンは下記アドレスへお送りいただけますでしょうか。

いずれにせよ、メルマ ガは不要だけど、関係性は良好にしてゆきたい、という思いが伝わるようにしましょう。

WEBマナーで、お互いが心地よく過ごせますように。

*研修のご案内*

* 新入社員研修

* ビジネスマナー研修

* ビジネスマナーDVD講座

商品を見ているお客様に声をかけるときの、ベストなタイミングとは?

接客セミナーでご質問を受けました。

「商品を見ているお客様に、接客スタッフは、どのタイミングで声をかけるのがよいでしょうか?」

ご自身でかばんの専門店をはじめられたばかりで、接客について、まだよくわからないとのこと。

「声かけのタイミング」について、私は、3つの基準を持っています。

商品の前で立ち止まっているのに、目線が店内をキョロキョロしているとき

お客様が商品の前に立ち止まっているか、もしくは、商品を手にとっているのに、その目線が商品を見ておらず、店内をキョロキョロと動き回っているとき。これは、スタッフを探しているというサインです。

しかも、特定の商品の前でそのサインを出しているということは、その商品に対する興味が強いことを表します。

お客様は既に、スタッフと話したいと思っているので、笑顔で「お伺いいたしましょうか?」と声をかければOKです。

商品の前で、10秒以上立ち止まっているとき

特定の商品の前で、10秒以上立ち止まっているとき。これも、商品への興味がわいているサインです。

ただし、この場合は、「スタッフと話をしたい」という明確な意思があるわけではないので、「ご試着ができますので」といったような、あからさまな販売アプローチはしないほうがよいでしょう。

お勧めの声かけとしては、”見た目だけではわからない、商品情報をひとこと伝える”です。

例えば、シャツを見ているお客様に。

「そちらのシャツは一枚一枚手染めをしているので、色合いがとてもきれいなんですよ。」

コーヒーカップを見ているお客様に。

「そちらのカップは、イタリアから直輸入した、1点ものなんですよ。」

このように、説明がなければ得られない情報を、ひとことだけ、ぽんっと伝える。

お客様にとっては、ただ情報を伝えられているだけなので、ストレスのない方法です。

一度、お店を出たお客様が、戻ってきたとき

店内を回遊したあと、一度お店を出たお客様が、再び戻ってきたとき。これは「他のお店も見たけど、やっぱりここで見た商品が気になる」のサインです。

戻ってきたということは、お客様の記憶に残る印象的な商品があった、ということですから、しっかりそのニーズを組みとりましょう。

声かけのタイミングとしては、特定の商品の前で立ち止まったとき。「先ほども、ご覧いただいておりましたね。」と、笑顔で声かけするとよいでしょう。

お客様は、自分のことを覚えていてくれたスタッフに安心感を抱き、話がしやすくなります。

接客マナー・販売スキルアップ研修を承ります

あなたの店舗に合わせた方式で、接客マナー、販売スキルアップ研修を承ります。ぜひ、お問い合わせください。

*おもてなし接遇マナー研修
*美容接客販売研修

「私は、自分の仕事が大好き!」と、胸をはって言えますか?

「私は自分の仕事が大好き大賞」

このおもしろいタイトルの大会イベントを知ったのは去年のこと。ちょうど専門学校の非常勤講師をしていた頃でした。

「おもてなし」の授業を担当し、接客の心やホスピタリティを教えていたのですが、”教科書通りの内容では、生徒たちの心に響かない”という難しさを感じていました。

「”働くこと”をリアルにイメージでき、仕事をするのが楽しみになる」。そんな導きができないかな、と思っていた頃、あるきっかけで、この「わたしご(私は自分の仕事が大好き大賞)」のDVDを観賞。

大勢の人の前で、「私は自分の仕事が大好きです!!」と、涙ながらに仕事への思いを語る職業人たちの姿に、深く感動。

「・・・これだ!これをみんなに見せよう!」と思いたち、最後の授業で見せた、という事前エピソードがありました。

「私は自分の仕事が大好き!」と胸をはって言えますか?

「わたしご」は、働く大人が「自分の仕事の素晴らしさ」「その仕事をなぜ好きになったか?」「その仕事をどんな価値だと感じているのか?」をプレゼンする場。

プレゼンターとして選ばれるのは、”働くことの喜びを語れる職業人”。エステティシャン、保険業、トラック運転手など、世の中にある様々な職業人の中から、アルバイト、一般社員、経営者といった、役職を問わずに選出されます。

主催者の鴨頭嘉人さんいわく、「輝かしい実績のある人は、お断りをしている」とのことで、誰もが街中で出会えるような、普通の、どこにでもいる働く大人たちに光があたる場なのです。

どこでも会えそうな職業人こそ、偉大なプレゼンター!

2016年10月、昨年までは映像でしか見たことがなかったこのイベントに、実際に参加することができました。

「働く喜びを感じ、伝えたい」という思いに共感し、集まった人々で、会場は熱気にあふれています。ボランティアで運営されているとは思えないほど、スタッフは笑顔にあふれ、誰もがこのイベントを待ち望んでいたという思いが伝わってきました。

019561ec6c7d0757c337497767719f201d1721b64d

安倍総理からの応援メッセージと共にスタートした「2016年、私は自分の仕事が大好き大賞」。さながら、アカデミー賞の授賞式のような雰囲気でした。

プレゼンターは5名。

「美容師」の尾熊英一さん。薬の副作用で髪が抜けてしまったお客様のウィッグをカットしたことから、医療美容への思いに目覚め、「女性が美容院に行くのは、人生が切り替える瞬間」という気づきを、魂をこめ、涙ながらに語っていました。

0148ace4a114cd560b4251360a687dabac8635b603

2番手は、「デンタルカウンセラー」の杉野真由美さん。患者様が喜んで通う奇跡の歯科医院。そのヒミツは、スタッフひとり一人に、家族のように接する”院長”の愛の循環が為したものであることを、明るく語っていました。お子さん4人を育てながら、第一線で働けるパワーも、愛の循環の賜物かもしれません。

01df6decac44ee8d027828634824a418443580bb41

3番手は「郵便局員」の三橋直子さん。「毎日同じことの繰り返し」とぼやいていた彼女が、なぜ「毎日会いたくなる郵便局員」になったのか。お客様との何気ない会話を重ねることで、仕事の喜びと価値を感じ、働き方が180度変わった、というお話。太陽のように明るい語り口調の三橋さん。ファンがたくさんいるわけが、わかりました。

01ea2b71972e30cb625307757250349070b1b92148

4番手は、「居酒屋スタッフ」の上田希さん。心身のバランスをくずし入院生活をおくっていた頃から、「居酒屋てっぺん」で働けるようになった喜び。そしてふたたび現れた試練に、現場を去ってしまった彼女。それでも、どんなときも自分を信じ、支えてくれた仲間との絆物語。きっと言いづらかったお話もあったでしょうに、勇気をだして、聞く人に開示してくださいました。

01d11acbe586c2c99442ab6dd0b7417557efbe3115

最後は、「活法家」の樋口匡さん。時を追うごとに、だんだんと光を失っていくという視覚障害を持ちながら、治療院を開業。見えないことで味わった苦労から、自暴自棄になり、家族にあたることもあった葛藤の日々。「ひかり」という名の奥様との深い夫婦愛や、障害を受けいれ生かすことにシフトした彼の成長ストーリーに、会場は涙に包まれました。

01f33d0c1ea777e94254a9c56aafc2ce1947c07aba

子供たちが「働くことが楽しみ!」と思える世の中に

涙なしには聞けない5人のプレゼンを聞き終えたあとは、軽い放心状態に。それでもまだ、参加者にはやるべきことがあります。

それは・・・投票。大賞は、参加者ひとり一人の投票によって決まります。

どのプレゼンターもすばらしく、散々悩んだのですが・・・、5人のなかで最も「応援してあげたいな」という気持ちになった、居酒屋スタッフの上田さんに一票を入れました。思春期の頃、わたしも心身のバランスをくずしたことがあり、彼女の気持ちがよくわかったし、プレゼンからは「人間、何度でもやり直しができる」というメッセージを受けとった気がして、元気をいただいたから。

・・・そして、結果発表。

なんと、大賞に選ばれたのは、わたしも一票を投じた、上田希さんでした!希さん、おめでとうございます!いつか、希さんに会いに、「居酒屋てっぺん 女道場」に伺いたいです!

講演終了後、主催者の鴨頭嘉人さんと記念撮影。たった一度、ご一緒したことがあるだけなのに、私のことを覚えていてくださって「久しぶり~」と声をかけてくださいました。ハートマークと鴨さんの笑顔、最高☆

019be4ac0fef19006fe093dc8fc381e603f95de49a

鴨さんは言います。

「7500人の子供たちに、『早く大人になって働きたい!と、感じている人は手を上げてください。』という質問しても、手を上げる子はひとりもいない。これは、大人の責任。子供たちが働くことが楽しみになる世の中をつくりたい。」

わたしも、ここに深く共感したのです。大好きだったはずの仕事が、やがてルーティンになり、義務になり、疲れるものになる。これは、悲しいことです。

わたしが研修の仕事をしているのも、「死んだ魚のような目をして、店頭に立つ接客スタッフ」を、なんとかしたいと思ったから。

みんな、もっとかっこよくていい。
もっと魅力的になっていい。
もっと輝いていい。

そんな思いをこめて、研修をしています。

だから、輝く職業人の声がつまった、このイベントが大好き!来年も、できる限り会場に出向きたいと思います。

第五回、私は自分の仕事が大好き大賞は、2017年10月10日パシフィコ横浜にて開催。

あなたも、プレゼンターの応援し、働くことが楽しくてたまらない大人になりませんか?

私は自分の仕事が大好き大賞

書籍「私は自分の仕事が大好き」 鴨頭嘉人著 (サンクチュアリ出版)

 

ページTOPへ