愛されマナー 接客マナー・ビジネスマナー・新入社員研修|アカデミー・なないろスタイル 樋口智香子(千葉 銀座)

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【飲食・イートイン】コロナ禍でもお客様に支持される工夫

こんにちは。樋口智香子です。

新しい生活様式にともない、接客業界でも、各店、様々な工夫をこらしています。

この時世で、お客様が様々な”不便”を感じるなか、それを少しでも解消するような工夫ができるといいですね。

先日、利用した店舗で「これ、いいな」と思えるサービスがあったので、ご紹介しますね。

ソフトクリームのイートインもできる、乳製品をメインにしたスイーツのお店です。

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今、イートインコーナーも縮小の傾向にありますね。

先日も、銀座に新しくできたジェラート屋さんに行ったのですが、イートインコーナーが無いので、購入をあきらめました。

どうしても食べたい美味しそうなジェラートだったのですが、さすがに銀座の街をジェラートを持って歩くのは気がひけてしまって。

このソフトクリームのお店は、席数こそ間引きされていましたが、イートインコーナーがあったことに、心から感謝しました。(今、アイスクリームにはまっていて、無性に食べたくなるのです)

さて、この店舗の「これ、いいな」と思ったサービスとは、こちら。

ソフトクリームの受け渡しスペースに、飲食中に外したマスクを入れられるビニールが用意してあるのです。

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除菌ジェルと共に「お食事時のマスク入れにご利用ください」と書かれています。

いい工夫ですよね。

すべてのお客様が、マスクケースを持ち歩いているわけではありません。

ソフトクリームという商品柄、お子様のご利用も多いことでしょう。

外したマスクをちょっと入れておけるものがあれば、ご本人も便利ですし、他のお客様からの目から見ても、衛生的ですよね。

お客様の”不便”に気づき、不便を解消する”工夫”をする。

今のような時世だからこそ、この視点が生きてきます。

あなたもぜひ、以下の問いについて、考えてみてください。

Q あなたの店舗を利用するとき、お客様が感じる”不便”は何ですか?

Q お客様の”不便”を解消するために、どんな”工夫”ができますか?

こうした日々の小さな取り組みの積み重ねが、いずれ世の中を変えてゆきます。

あなたと、あなたの背景にいるお客様が、明るくあたたかい気持ちで過ごせますように。

本日もお読みいただきありがとうございました。

こんな時代だからこそ、自ら楽しみ、喜ばれる接客をしましょう!

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ドラッグストア店員とお客様が、コロナの買い物ストレスを軽減できる方法

こんにちは。樋口智香子です。

某ドラッグストアの入り口に、こんな掲示がありました。

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マスクをはじめ、除菌ジェル、アルコールスプレー、ハンドソープなどなど、感染症対策の商品について、在庫の有り・無しが一目瞭然でわかる掲示です。

店頭入り口のいちばん目立つ場所にあるので、お客様からすれば、店内に入る前に欲しい商品の有無がわかります。

この取り組み、とてもいいなと思いました。

お客様とドラッグストア店員、双方にとって、買い物時のストレスを大きく減らすことができます。

【お客様】
・欲しい商品をもとめて、店内を探し回るストレス
・店員さんを探し、声をかけるストレス
・商品が無かったときの、がっかりする気持ち

【ドラッグストア店員】
・同じ商品について、在庫の有無を何度も訊かれるストレス
・忙しいときに、呼びとめらてしまうストレス
・在庫確認のために、店内を動き回るストレス
・商品が無かったときに、お客様に謝罪するストレス

これだけの手間とストレス、そして、商品探しに費やす時間を減らすことができます。カード式にして商品を入れ替えたり、入荷状況によって、ぺたぺた張りかえられるようにしてあるのも、いいアイデアだなと思いました。

通常時の接客であれば、お客様から声をかけていただくことによって、代替品を提案したり、近隣の店舗に在庫があるか確認したりと、プラスの接客ができることもあります。

しかし、感染症対策の商品となると、なかなかそうもいきません。逆に、お客様に負担をかけてしまうことにもなりかねませんね。

こういう工夫をどんどん生みだしていけるのが、人間のすごいところだなと思います。

仕事をしていてリアルに感じた、不便さや残念な気持ちを、お客様と自分たち双方の立場にたって「どうすればそれを解決できる?」と考えて、行動する。

この視点は、今、どのビジネスにも求められていることですね。

あなたもぜひ、こんなことを考えてみてください。

1.今、あなたのビジネスにおいて、自分がストレスを感じているのはどんなことですか?

2.1について、立場を変えると、お客様はどんなストレスを感じているでしょうか?

3.1と2のストレスを軽減するために、工夫できることはありますか?

紙に書き出すことをお勧めします。

あなたのお仕事がスムーズになり、あなたもお客様も、双方が笑顔になることをお祈りしています。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

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【接客】そんな言い方しなくても・・・お客様の気持ちを沈ませる、キャッシュレス決済のひとこと

こんにちは。樋口智香子です。

キャッシュレス決済の接客エピソードをご紹介します。

物の言い方ひとつで、お客様を不快にさせてしまいますよ、というお話です。

スマホでのキャッシュレス決済、とても便利なので、使えるお店はほとんどそれで済ませています。

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ある日のこと。

会計レジで、スマホをスタンバイし、いつものように「PayPayでお願いします」と伝えました。

そのお店は、バーコードを読み取るのではなく、自分のスマホでお店のQRコードを読み取って、金額を入力するという方式のレジでした。

この方法には慣れているので、いつものようにサクサク進めて、PayPay♪という軽快な音と共に決済完了。

その直後、レジスタッフの方に、こう言われました。

「支払い、大丈夫でした?画面を確認したかったんですけど。」

私は、スタッフさんに画面を見せながら決済したつもりだったのですが、サクサク進めてしまったが故に、スタッフさんには見えていなかったのですね。

これは私の注意不足。しっかり画面をお見せするべきでした。

・・・でもね。

「画面を確認したかったんですけど。」

このひとこと、なんだか違和感がありました。

スタッフさんに叱られているような気持ちになり、なんとなく後味の悪いお買い物となりました。

では、このスタッフさん、何と言えばよかったのでしょうか。

「〇〇なんですけど」「〇〇なんですが」というように、語尾を途中で止めてしまうと、威圧的な口調になってしまいます。

お客様に何か依頼をするときは「クッション言葉+語尾を疑問形」にすると、やわらかい印象になります。

先ほどのひとことなら、こう言い変えることができます。

「恐れ入りますが、もう一度、決済時の画面を拝見してもよろしいでしょうか。」

いかがでしょうか?

「画面を確認したかったんですけど。」よりも、ずっと感じがいいですね。

・語尾を途中で止めない
・依頼をするときは、クッション言葉+語尾は疑問形

ぜひ、覚えておいてくださいね。

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好感を持たれる、お客様のご案内方法とは【青森県十和田湖・接客セミナー】

こんにちは。樋口智香子です。

青森県、十和田湖商工会にて新春セミナーの講師を務めました。

テーマは「お客様を夢中にさせる接客術~男性と女性の購買視点の違い~」です。

このセミナーは3部構成です。

・お客様に感動をもたらす接客アイデアの発掘法
・男性と女性の購買視点の違い
・女性客に喜んでいただく接客マナー

今日は、セミナー内容の中から「好感を持たれる、お客様のご案内方法」についてお伝えしますね。

お客様に「〇〇はどこですか?」と場所を尋ねられたときのご案内の方法です。

ご案内時の手の所作

「〇〇はあちらでございます」と、方向を指し示すときの手の所作に意識を向けてください。

×人差し指で指す
×親指を立てる
×手のひらが反り返るほどピンと伸ばす

これらはNGです。

感じよく見せる方法としては、親指から小指までの五本指をぴったり付け、手の中央を軽くくぼませ、手のひら全体が丸みをおびるようにします。

ピンと伸ばした手よりも、丸みをおびた手のほうが、優しく見えるからです。

近い場所ならひじを曲げ、遠い場所ならひじを伸ばし、遠近を表現しましょう。

案内する方向に、一度視線を送る

案内する方向に、一度、視線を送ることにより、お客様の理解を促します。

お客様の顔を見る

案内する方向を見る

もう一度、お客様の顔を見る

この3ステップです。

好感度が上がる案内時の言葉遣い

「〇〇はどこですか?」と尋ねられたら「はい。〇〇はあちらでございます」と、冒頭に「はい」という返事を添えます。

ただ単に「あちらです。」と答えると、冷たい印象を与えてしまいます。

「はい」という返事を添えることにより、お客様のお尋ね事項をいったん受けとめ、さらに「〇〇はあちらでございます」と、具体的な場所を言葉にすることで、お客様は安心感を得るのです。

「はい」と発音するときは「はい(っ)」と、小さな”っ”が入るように発音すると、はきはきとした印象になります。

以上、セミナー内容から「好感度が上がるお客様のご案内方法」をご紹介しました。

青森県、十和田湖商工会様では、その他いろいろな接客シーンで使える所作を実践していただきました。

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ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

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痛かったヘアサロンの話

行きつけのヘアサロンがあります。

オーナーと、もう一人の美容師さんとの二人しかいないプライベートサロンで、鏡は壁面いっぱいに一枚だけ。

予約した時間に行くと、お客様は自分だけか、もう一人いるかいないかといった、本当に隠れ家的なサロンです。

オーダーはいつも、ほぼ感覚的なことを伝えるだけ。

「大人だけど可愛い感じにしてください」とか、あるいは「最近、気分がモヤモヤしてるから、晴れやかになるようにしてください」とか、感覚や気分を伝えるだけ。

こんなざっくりオーダーでも「わかりました」と快諾してくれて、そのときの気分に合わせた最高の仕上がりにしてくれます。

店内は静かで、無駄なおしゃべりは無く、でも、無理なく心地よい程度にお話ができて、それも楽しいです。

そして、何といってもすばらしいのがシャンプーのスキル。

初めてシャンプーしてもらったときは「これ、ヘッドスパだよね?!」って思ってしまったくらい、毎回、丁寧に丁寧にやってくださるのです。

ガウンを着せる、椅子を倒す、髪を洗う、流す、等々、すべての所作において「お客様として大切にされている感」を感じる、大好きなサロンなんです。

ところがね、私としたことが。

行きつけのサロンが定休日だったり、切りたいタイミングに予約でいっぱいで空いてなかったりすることがあるので、そんなときはスケジュールの忙しさもあって、サロン検索サイトで探したお店に行っちゃうことがあるんですね。

今回も、そうでした。

以前、利用したことのある別のサロンから「ヘッドスパ&カット&カラー 今回に限り〇〇円!」というような内容のメルマガが来ていて、思わず「これはお得かも!フルコースでゆっくりしてみようかな・・・」と思って、そちらに行ってしまったんですね。

これが、大失敗でした!

いちばん楽しみにしていたヘッドスパが、とにかく痛い痛い!

ごしごしとじゃがいもでも洗っているんじゃないのと思う手つきで、ちっともリラックスできず。

メインの美容師さんの他に、案内の人、カラーの人、ヘッドスパの人と入れかわり立ちかわり人が変わるので、おちつかない。

メインの美容師さんは、一度、切ってもらったことのある人なので、私はリピート客なのですが、お話はヘアケア用品の話ばっかり。

話すことが面倒だから、ヘアケア製品の宣伝ばっかりしてるんだなぁと悲しい気持ちになりました。(ちっとも欲しい気持ちにならず、買わなかったですけどね)

仕上がったヘアは、可もなく不可もなくといったところでしたが、せっかくフルコースでリラックスできると思ってたのに、逆に苦痛・・・といった時間でした。

とにかく、あの痛いヘッドスパ!お客様が苦痛を感じていること、本人は気づいてないんだろうなと思います。

よっぽど言おうかと思ったけど、そして、口コミ投稿ができるので、よっぽど書きこみしようかと思ったけれど、結局、止めておきました。

接客の研修やってる立場からいえば、伝えてあげたほうがいいのかもしれないけれど、そこに費やすエネルギーが無かったし、彼らに対する思いも、無かったから。

別にいいか、と思ってしまったのです。

ひどいようですが、きっと、お客様ってそういうものだと思います。

不満を感じたお客様が100人いたとして、実際に苦情を言ってくるお客様はたったの4人である、というデータもあります。

お客様からマイナスなご意見をいただくと、つい萎縮してしまったり、いやな気持ちになってしまいがちですが、ものは捉えよう。

知らず知らずのうちに、お客様に不快な思いをさせているほうが、よっぽど問題ですよね。

今回の痛かったヘアサロン、普段、クレーム対応研修で話していることを、お客様側の立場で実感できるいい機会になりました。

そして、行きつけのサロンがどんなに素晴らしいか、他を経験することで、改めて実感しました!

経験に、無駄はない。

何ごとも、糧にしてゆこう。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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